令和6年度 児童生徒の声

【学習発表会】 

・えいごのうたをうたうことができました。

・みんなで協力して、本番に向かって楽しくできることはとてもいいなと思いました。

・最初できないと思ったけど、練習していくうちに自然とできるようになっていて、「がんばると身につく」ことがわかった。

・セリフを覚えられるか心配したり、ダンスのテンポが速くてついていけなかったりしたけど、だんだんとできることが増えてきたのが分かって嬉しかった。本番もうまくいってよかった。

 

 【心の財産】卒業生(1978年在籍)

「ウィーン日本人学校」…この言葉を聞くといつも胸が熱くなり、当時中学生だったあの頃の私の想いが即蘇ります。

私は、1978年開校当時にこの学校に通いました。当時はまだ東欧の雰囲気や、外国人への風当たりが強く、海外での生活の不自由さを十二分に感じさせたくれたウィーンでした(苦笑)。それでも、先生方やご父兄の皆さんの様々なご苦労の中、ようやく創立されたこの学校で、当時の児童生徒だった私たちは、伸び伸びと学ばせていただきました。児童生徒合わせて34人の少人数からスタートし、教材や備品も足りず…というか殆ど何もないところから始まったアットホームな学校でしたが、先生方のご指導と熱意は素晴らしく、私たち一人ひとりを尊重してくださり、最高の環境の中で学ぶことが出来ました。学校に行くのが楽しくてたのしくて仕方ない…それは休み期間中も毎日時間を決めて集まるほどでした。日本人学校で過ごした日々の積み重ねが、その後の私たちの人生の土台となりました。友人らとは40年経った今でも強い絆で繋がり、心の財産となっています。

 

創立30周年の時に先輩と学校を訪れたとき、そして娘が体験入学で通わせていただいていたとき、創立当時と同じ日本人学校の空気を感じました。時代は変わっても、それはウィーン日本人学校の伝統となり、きっと今でも受け継がれているのだと思います。

人生の中での大事な一部を占めるウィーン日本人学校での貴重な体験。これは、私の心の中で宝物となり、今でも光り続けています。